吉田樹保 第1回ワークショップ 災害伝承座談会~千年先まで伝え続けるには?正解のない難問について語りましょう!~

「文化の継承と変異」をテーマとし、日本各地に伝わる「物語」を介して人間の本性に迫る芸術家、吉田樹保。制作においては、文化的、土俗的な題材について自ら現地調査を行い、これにより着想を得られた「昔話」をキャンバスに描き出します。

 作家の制作活動の新展開として、2025614Bunkamura Gallery 8/主催のもと、「人から人への物語の伝承」をテーマとしたディスカッション形式のワークショップを開催しました。過去に起こった自然災害の様相や、実際に災害を経験した先人からの教訓を記した「自然災害伝承碑」を忘却から守り、後世に受け継いでゆくにはどうしたらよいのか。正解のない問いについて、参加者が各々の意見を自由に語り合い、新たな視点や知見が生まれる場となりました。